一眼レフカメラ

水流(滝・渓流)の撮影テクニック

今度滝を見に行こうと思います。一眼レフカメラで上手く水の流れを表現するにはどうしたらいいですか?

こんにちは。

しゅうです。

今日はこのような疑問にお答えしようと思います。

この記事を読んでわかる事

・水流の撮影方法について知識・技術を深める。

・水流の躍動的・幻想的な撮影方法を身につける。

それでは詳しくみて行きましょう。

水流(滝・渓流)の撮影テクニック

新緑の季節や紅葉の季節になると山に一眼レフを持って撮影しに行く事があると思います。

その際、滝や渓流を撮影しようと考えている方も多いでしょう。

いざ撮影しようとすると「あれ?思っていたものと違う」と感じる方も多いと思います。

そうならないために事前にカメラの設定をしておきましょう。

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シャッター速度

まず水流を躍動的・幻想的に撮影するために関わってくることはこの点です。

シャッター速度ってなんですか?

今から順を追って説明して行きますね。

シャッター速度とは、カメラ内に光を取り込む時間のことです。

簡単にいうとシャーターが開き続けている時間と言ったらいいでしょうか。

設定では、1/8 秒や1秒などと書かれている場所を変更すればそれだけで設定は終わりです。

その間シャッターが開き続けているので、1秒を基準としてシャッター速度が早い場合は躍動感のある写真が撮れます。

シャッター速度が遅い場合は幻想的な写真を撮る事ができます。

ただし、注意点があります。

シャッター速度を速くする事で、画像自体が暗くなりやすく、シャッター速度を遅くする事で画像が明るくなりやすいという事です。

なぜこのような事が起きるのですか?

これはシャッターが開き続けている間はそれだけ光を取り入れているので明るくなります。

開き続けている時間が短いとそれだけ光が入らないので暗くなるというわけです。

・シャッター速度を速くする事で、画像自体が暗くなりやすい。

・シャッター速度を遅くする事で画像が明るくなりやすい。

私の使っているEOS80Dではシャッター優先AEがありまして、基本的に動いている被写体はこのモードで撮影します。

ISO感度について

ISO感度とはなんですか?

ISO感度とは、光を感じる力を数値化したものです。

ISO感度については撮影日の天候によって変更すればいいと思います。

天気が悪い日に山に行く方はそう多くはないと思うので、感度は個人的に100〜400程度に設定しておくのがいいと思います。

また、上で述べたシャッター速度についてです。

シャッター速度を変更する事で明暗がつくので注意しましょうと話しました。

完璧には修正できませんが、ISO感度を変更して上げる事で明暗の修正は可能です。

撮影の際に自分がしっくりくるISO感度になるまで同じ被写体をとってみてください。

注意点としては、ISO感度は撮影後の調整はできないので注意してください。

・シャッター速度によって明暗がつきやすいがISO感度で補うことは可能。
・ISO感度は撮影後の変更は不可能。撮影前にしっかり設定しておこう。

まとめ

水流(滝・渓流)の撮影テクニックについて説明してきました。

今回話ししたテクニックは、シャッター速度ISO感度の2点についてです。

この2点のテクニックを意識して私が撮影したものがこちらです。

シャッター速度:1/4000

ISO感度:400

水の流れている一瞬を撮影。

躍動感ある1枚を撮る事ができました。

シャッター速度が速い分画像が暗くなりやすいのでISO感度を400にしてみました。

下の画像を見ればわかりますがやはり暗くなっています。

シャッター速度:1/8

ISO感度:100

水の流れる幻想的な姿を撮影しました。

1枚目も2枚目も同じ被写体を撮影していますが、観る方に与える印象は全く違いますよね。

今回のまとめは以下の通りです。

要点まとめ

・シャッター速度を変更することで動いている被写体を躍動的・幻想的に撮影する事ができる。

・シャッター速度を速くする事で、画像自体が暗くなりやすい。また、シャッター速度を遅くする事で画像が明るくなりやすい。

・シャッター速度によって明暗がつきやすいがISO感度で補うことは可能。撮影後ISO感度は変更できません。撮影前に確認をしておきましょう。

以上になります。

いい一枚が撮れますように。