こんにちは。
しゅうです。
今回はこのような疑問に答えて行こうと思います。
紅葉の撮影方法について知識・技術を知る事ができる。
秋になると紅葉の季節です。
一眼レフを持っていたらぜひその綺麗な紅葉を写真におさめたいですよね。
詳しく見て行きましょう。
紅葉撮影のテクニック
露出補正について
まずこの点から話して行きます。
一眼レフカメラで撮影する際に露出補正をしなかった場合、カメラが自動的に判断して露出を決定しています。
そのような場合自分が思ったのと違う色合いの写真になってしまう可能性が高いです。
その時に使うのが露出補正です。
お手持ちの機種で露出を変更できるモードがあると思うので、見て見てください。
私の使っているCANONEOS80Dの場合は、モードダイアルを変換して露出補正が簡単にできます。
変更前は0になっていると思うので、被写体の紅葉色合いや時間帯、好みによって露出補正をして行きましょう。
明るさを感じすぎる場合はマイナスの補正をしてください。
逆に、暗く感じる場合はプラスの補正です。
紅葉自体が赤や黄色で明るい色をしているので、より鮮明に目立たせたい場合はプラスの補正をした方がいいと思います。
紅葉の落ち着いた感じを表現したいならマイナスの補正をする事で紅葉の深みが出ます。
・紅葉をより鮮明に目立たせたい場合はプラスの露出補正をする。
・紅葉の深みや落ち着いた感じを表現したい場合はマイナスの補正をする。
ホワイトバランスについて
次はホワイトバランスについてです。
ホワイトバランスとは、被写体を照らす光源の色のばらつきを補正してくれる機能のことです。
例えば、同じ被写体を撮る際に日中の明るい日に撮影した物と、曇りの日に撮影した物では写り方も、見るほうの感じかたも違いますよね。
そうです。
そのような条件をカメラの設定で表現する事ができるのです。
それをホワイトバランスと言います。
私の使用しているEOS80Dでは、9種類のホワイトバランスが設定できます。
あなたがお使いの機材も似たような設定があると思うので確認してみてください。
オート | カメラが自動で設定する。 |
---|---|
太陽光 | 晴天の屋外での色味に写す。 |
日陰 | 日陰での撮影に使用。赤みが増して青みを防ぐ。 |
曇り | 曇りの屋外で使用。日陰より赤みが増す。 |
白熱電球 | 室内の白熱電球下での撮影に使用。 |
白色蛍光灯 | 室内の白色蛍光灯の撮影に使用 |
あくまで一例ですがこのようなホワイトバランスの設定があります。
紅葉を撮影する際天候に合わせてホワイトバランスを設定してみたり、天候に限らずあえてホワイトバランスを変更する事で良いものが撮れる可能性があるので色々試してみてください。
・ホワイトバランスは光源による色のばらつきを補正してくれるもの。
・天候に合わせたり雰囲気に合わせてホワイトバランスを変更するのが効果的。
背景について
次はこの点について話しして行きます。
紅葉のは1点に集中して撮影するのも良いですが、全体を写したり、落ち葉をあえてピックアップする撮影もいいかと思います。
焦点を紅葉に合わせて、川などを写すのも良いと思います。
焦点の合わせ方は前回絞りについて少し話ししているので前回記事を参考にしてください。
まとめ
今回は紅葉の撮影テクニックについて、露出補正とホワイトバランスの視点から説明してきました。
絞り・シャッター速度については紅葉に関していえばそれほど取り上げなくても良いかなと思ったので割愛しました。
全体を写すか注目した紅葉を写すかでF値は変更してくださいね。
今回のまとめは以下の通りです。
・露出補正に関して、紅葉をより鮮明に目立たせたい場合はプラスの露出補正をする。紅葉の深みや落ち着いた感じを表現したい場合はマイナスの補正をする。
・ホワイトバランスに関して、ホワイトバランスは光源による色のばらつきを補正してくれるもの。天候に合わせたり雰囲気に合わせてホワイトバランスを変更するのが効果的。
紅葉の撮影に出かける際はこの露出補正とホワイトバランスに注意して撮影するようにしてみてください。
いい1枚が撮れますように。