こんにちは。
しゅうです。
今回は、このMVNOというキーワードについてわかりやすく説明していきたいと思います。
・MVNOについて理解できる。
・格安SIMのメリット・デメリットが理解できる。
記事の信頼性として、私自身MVNO事業者を通じて格安スマホと呼ばれる携帯を2017年から使用しています。
契約する前は悩み・わからなかった事ばかりでした。
自分なりに調べ、担当業者にも電話で色々な知識を教えていただきました。
その経験を還元できればと思っています。
それでは詳しく見ていきましょう。
MVNOとは?
ウィキペディアの言葉を引用させていただきます。
無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことである。通信サービスの提供には移動体通信事業者(MNO)の卸売をうけたり、仮想移動体サービス提供者(MVNE)の機能を利用したりする。
なお、総務省による定義では、「MNOの提供する移動通信サービスを利用して、又はMNOと接続して、移動通信サービスを提供する電気通信事業者であって、当該移動通信サービスに係る無線局(基地局)を自ら開設しておらず、かつ、運用をしていない者」である
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/仮想移動体通信事業者
噛み砕いて説明すると以下の通り。
ドコモ・au・ソフトバンクの電波を借りて携帯の脳内(SIM)を販売する事業者のこと。
日本語では、仮想移動体通信事業者と呼ばれます。
引用の欄に戻って欲しいのですが、【基地局を自ら開設していない】というワードに注目して見ていきましょう。
現在の日本では、3大キャリアと呼ばれるドコモ・au・ソフトバンクの3社が携帯市場を握っています。
それぞれ3社は基地局と呼ばれるアンテナを持っていて、携帯電話と電波の送受信が可能になっています。
その基地局はすでに全国に展開されています。
ですので、地方によって「〇〇のキャリアは通信速度が遅い」ということはあっても、全くそのキャリアが使えないというのはないのが現状です。
すでに基地局が展開されている3大キャリアに対し、1から基地局を展開して携帯事業を始めようとしても勝ち目がありません。
理由として、
- すでに全国には3大キャリアが基地局の配置を済ませていること。
- 基地局1つ1つを作るのにお金がかかること。
※詳しく説明すると電波の割り当ては国へ申請をし認可が降りなければ割り当てはされません。
そこで、出てきた考え方がMVNOです。
図1
3大キャリアの電波はいつでも100%使用されている状態ではありません。(図1)
稼働されていない電波がいつも存在しています。
その電波を事業所がお借りして、携帯通信サービスを開始してきたということになります。
MVNOが提供する格安SIMのメリット
MVNOが提供するのは、格安SIM・格安スマホといわれるものです。
言葉通り、通信費が安いです。
私の先月の料金明細を見て見ましょう。
図2
オプションは1つつけていますが、それでも2777円でした。
3大キャリアを使用していた時に比べると約3分の1の金額になっています。
私はLINEモバイルという会社を利用していて、ドコモの回線を使用しています。
普段携帯では、記事の閲覧や動画の閲覧・SNSの使用(ほとんどが下り)ですので、大きな問題は今の所発生していませんが、1つだけ注意しておく点があります。
その点は後ほど、デメリットでお話ししていきます。
通信速度についてですが、図3をご覧ください。
図3
時間帯・使用したサイトによりばらつきがあるとは思います。
上りが7.3Mbps。
下りが140Mbps。
となっています。
先ほども言いましたが、基本携帯電話では下りのみの使用ですので、問題なく使用できています。
記事の閲覧等では最低でも5Mbpsあれば十分に閲覧可能です。
それの28倍の速度が出ていますので、文句なしです。
MVNOが提供する格安SIMのデメリット
私自身あまりデメリットには感じていないのですが、今まで3大キャリアを使用していた方は、キャリアメールが使用できなくなります。
〇〇@docomo.ne.jpや〇〇@softbank.ne.jpといったメールアドレスのことを言います。
基本的に今の日本はSNSのLINEを通じてやりとりしていることがほとんどでしょうからメール機能がなくても心配はいらないと思います。
どうしてもメール機能が欲しいという方は、yahooメールやGメールに登録し、アプリを取得しておけばメール機能は使えるようになります。
※使い勝手はキャリアメールと少し異なりますが、すぐ慣れると思います。
もう1つデメリットがあります。
先ほどのちに説明するといったものです。
それは時間帯によって低速になるということです。
図1に戻って欲しいのですが、MVNOは3大キャリアの電波を借りているという話をしました。
あくまで借りている立場です。
ですので、電波は3大キャリアのユーザーが優先されます。
通信が混む朝の通勤時・昼の昼食時・帰宅時から22時くらいの時間帯は3大キャリアのユーザーもMVNOのユーザーも携帯を使用しています。
MVNOユーザーは3大キャリアユーザーに比べて元々のパイプの太さが違いますので、使用するユーザーが多いほど低速になりやすいです。
通信が込み合う時間帯に使用して見て、記事閲覧は多少読み込みに時間がかかる程度ですが、問題なく閲覧可能です。
動画に関しては所々止まるので、込み合う時間帯は避けたほうがいいです。
決済についてですが、使用ユーザーにとってデメリットになる可能性もあるので書いておきます。
格安SIM契約の決済方法はクレジットカード決済の会社がほとんどですので、クレジットカードを持っていない方は、新しくカードを作るか格安SIMを諦めるしかありません。
まとめ
MVNOという言葉についての説明と格安SIMのメリット・デメリットについて説明してきました。
・MVNOとは3大キャリアから電波を借りて携帯事業を運営している会社のこと。
・格安SIMは金額が安く携帯代の節約はできる。しかし通信が込み合う時間帯は低速になるので重たい作業(動画閲覧・アプリのダウンロード・アップデート等)は避けたほうが良い。
以上です。
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