こんにちは。
しゅうです。
今回はこのような質問に答えていこうと思います。
・ひまわり撮影の知識と技術を深めることが出来る。
夏の花と言ったらひまわりですよね。
各地でひまわり畑も解放され夏にとっておきたい風景の1枚と言えます。
ですが、撮影方法を知っているのと知らないのでは大きな違いが生まれます。
ぜひ撮影のテクニックをこの記事を読んで理解してほしいと思います。
それでは行きましょう。
ひまわり撮影のテクニック
1本のひまわりに焦点を当てて撮る
まずはこの撮影方法です。
1本のひまわりを目立たせて強調させるテクニックになります。
こちらの私が撮影した画像をご覧ください。↓
この画像では2つのひまわりが撮影されていますが、手前のひまわりに焦点を絞っています。
なので奥のひまわりはぼやけて手前のひまわりが目立っています。
設定はとても簡単です。
絞りを変更してあげましょう。
とその前に被写界深度について話しておきましょう。
被写界深度とはピントの合う範囲のことを言います。
被写界深度が浅いとピントの合う範囲が狭くなり、深いとピントの合う範囲が広くなるというわけです。
先ほどの写真で説明すると、被写界深度が浅いので手前にピントがあっています。
仮に被写界深度を深くした場合奥のひまわりもくっきり写るということになります。
では次は絞りについて話して行きます。
絞りとはレンズ内にある光を通す穴のことをいいます。
関係性は以下の図のようになります。
開く | ←絞り→ | 絞る |
---|---|---|
小さい | ←F値→ | 大きい |
明るい | ←明暗→ | 暗い |
絞りには明暗が関係してくるので、その点も注意して撮影していただけたらと思います。
ひまわり全体を撮る
次はこの撮影方法です。
こちらは先ほどの続きになってしまいますが、絞りをできるだけ開いた状態で撮影しましょう。
この写真はF16で撮影したものです。
奥の山までボケずにくっきり写っているのがわかると思います。
全体を撮影する際は絞りすぎないというのがポイントです。
・全体撮影の際は絞りすぎない
高低差を生かした撮影の仕方
ひまわりを撮影する際は必ずどのアングルから撮らなきゃいけないという決まりはありません。
ですので高低差を利用して撮影することで印象が異なるひまわりを撮影することができます。
私は身長が高いのでいつも上からシャッターを切ることが多いですが、しゃがんだりカメラの機能を駆使して低い位置からの撮影もするようにしました。
私の使っているEOS80Dでは、バリアングル機能がついています。
ですので、液晶モニターの角度と向きを変えることが可能です。
これからカメラ購入を検討される方はこのような機能があるものを購入されることをお勧めします。
こちらはクマバチとの1枚になります。
先ほど話したようにこの時期はハイアングルでしか撮影していなかったためローアングルの写真がありません。
こちらも絞りはかなり絞って撮影しました。
できる限りひまわりに近づいて撮影する
この撮影方法は単焦点レンズを使うとより一層綺麗に撮ることができます。
こちらの写真は単焦点レンズで撮影したものではありませんが、できる限りひまわりに近づいて撮影したものになります。
ひまわりの花の細部まで写っているのがわかると思います。
このように近くで撮ることで、花の咲き方、蕾の形等普段注意深く見ることのない世界を表現することが可能です。
まとめ
今回はひまわりの撮影テクニックについて話してきました。
要点をまとめると以下のようになります。
・ひまわりの撮影には絞りが重要。
・絞りとはレンズ内にある光を通す穴のこと。
・被写界深度とはピントの合う範囲のこと。
・全体を撮影する際は絞りすぎないこと。
・絞りと明暗は関係性がある。
・ひまわりを高低差を利用して撮影することでまた違った印象の写真が撮れる。
・できる限りひまわりに近づいて撮影することで、花の形や蕾の形等普段意識して見ない点を表現することができる。
以上になります。
あなたもいい1枚が撮れますように。